さいきんのこと、映画のこと
最近は私にしては珍しく活動的に過ごしていて、よく遊んで、よく食べて、よく笑っている。
別に自暴自棄になっているとか、必死になっているとか、そんなわけではぜんぜんなくて、ただ、したいことしてやりたいことをやって、会いたい人に会っている。
とてもたのしい。
出向いた先々でもちろん写真も撮っているのだけど、まだ現像に出せていないのでまた次の機会に。
上の写真は確か5月頃、ぎふの花フェスタに行ったときの写真。日の丸構図で撮ってるなんて、珍しいな、って引っ張りだしてきた。
あ、黄色いバラの花言葉は「嫉妬」「不貞」ですって。えっ・・・
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そして、最近、映画をたくさんみるようになった。
ここ最近みたものにアタリが多かったこともあって、映画をみるという行為自体が以前よりすきになり、
とある映画館の会員になったし、ツタヤディスカスをはじめてみたし、お気に入りの作品のDVDを購入するまでにもなった。全部今まで、どちらかというと敬遠していたことなのに・・!
もともと、一度はまってしまうと とことんはまってのめりこむタイプなのだけれど、ここまで熱を帯びて夢中になるなんてほんとうに久しぶりのことで、「あー!こんなにも楽しすぎてどうしよう!!」って、うれしがりながら、さらに奥へ深くへとずぶずぶと浸かり込んでいっている。
■息もできない
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自分内映画ブームのきっかけになった一本。
どーーーーーんと衝撃をくらい、落ち込み、しばらくのあいだもんもんと引きずった。他ごとをしていても、ふと気付くと、登場人物のことをなんとなしに考えていることが多かった。
暴力シーンは苦手だし、汚いことばのオンパレードだし、出てくる食べ物ぜんぶまずそうだし、この映画を嫌いになる要素のほうがたくさんあるのに、それでも気になってしまう、またみたいと強く思ってしまう。なんでこんなにも、つよく惹かれるのだろう?
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オープニングとラストがほんとうにほんとうに素晴らしい。それに尽きる。
特にラストカットには息を飲みました・・。圧巻。
母の愛は偉大、母の愛は狂気。
あと、作品全体を覆う不穏な空気。下手なホラーより、怖い。みてるあいだ、ずっと背筋がぞくぞくしっぱなしだった。
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この映画に関しては、好きすぎて、好きだけが暴走して、文章がうまくまとまる気がしない。
この映画の世界観がほんとうに、大好き。映像も、音楽も、キャストも、ファッションも、酸っぱくて甘くて、ほろ苦いストーリーもぜんぶぜんぶぜんぶ。
わたしは心の底からああ、いいなあ、大好きだ!という作品に出会ったら、仲の良い友達に感想をべらべら喋りたい気分になる。無理やりでもみてもらって、その作品の素晴らしさを共有したいと思う。
この映画は特にそういった気持ちに強くさせられた。あわよくばみたひと全員と話してみたい。何時間でも話続ける自信がある。それくらいこの作品を愛している!
ヒロイン役のズーイー・デシャネルが魅力的なのはもちろん(髪型もファッションも素敵。あと、低い声でひき笑いぎみに笑うのがたまらない。どっしりと座っている瞳も。)、わたしはトム役のジョゼフ・ゴードンレヴィットにすっかり心を奪われてしまった。なにあれ、ずるい・・!あんなにチョッキとななめがけかばんが似合うひとがこの世に居たなんて・・!
作品ではなさけなーくみっともなーく描かれているのだけど、その姿こそがツボで・・。君はそのままでいいのだよ、がんばらなくていいのだよどうかこのままで・・。何度となく画面に話しかけたことか。
ジョゼフさんのほかの出演作もみてみたい。インセプションは未見なので、すごくたのしみ。
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正直、そんなに期待していなくて、ズーイーさん目当てでみたというのに(すみません)、すっかりお気に入りになってDVDまで購入してしまった一本。
全力で笑って、全力で泣いて、夢中で見入って、最後まであっという間だった。そして、すごく元気をもらえた。
あと、ズーイーさん演じるアリソンが組んでるエレポップバンド、「ミュンヒハウゼン症候群」がとてもとても素晴らしい!
サントラを絶賛リピート中。
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行き場のなくなってしまった感情と感情のすきまみたいなものを優しくすくって、そっとあたためてくれるような映画だった。
(ホッカイロみたいな映画、ってみた直後にtwitterにポストしてた)
監督・脚本・出演のミランダ・ジュライの短編集も読んでみたい。
■フィリップ、きみを愛してる!
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ジムキャリー演じる主人公とユアン演じるフィリップはゲイカップルなのだけれど、なんといってもユアンが最高に(きも)かわいい!
主人公はフィリップと一緒に居たいがために詐欺と脱獄を繰り返す。だけどあれだけ愛らしい恋人のためなら、悪事重ねちゃう気もわかるきがする・・とまで思えてくる。
実話をもとにしたお話ということなのだけど、出てくる数々の手口の詐欺は、これフィクションじゃないの?と思ってしまうくらいすごかった・・。あの手この手で。ジムキャリーはほんとハマリ役。
あと、いま上映中のものとしては「悪人」「シングルマン」「乱暴と待機」をみた。どの作品もとてもおもしろかった。特に「シングルマン」は今年ベストかも、忘れられない作品になりそう。
最近はできるだけ前情報を仕入れずに(レビューは絶対よまない、あらすじさえ目に通さない)、映画をみることを心がけていて、そのおかげでまっさらな気持ちでみることができて、とてもよい。じぶんの主観だけでかんじとることができるし、観る前のわくわく感も増大したように思う。
あと、DVDの未公開シーンやNG集などの映像特典をみるのがすきです。
(「イエスマン」のがとくに楽しい。とても充実してます!)